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生きる音楽を感じて。

 

照明が落ちて僕はグッと息を飲む。
ドラムが音を鳴らせば、
鼓膜が揺れ、内臓が揺れ、血液が揺れて、
自分の体が液体で出来ていることを思い知らされる。
気づけば息は上がってて、自然とステップを踏んで音楽を感じる。
生ぬるく、甘すぎたスミノフを体に流し込めば、
アルコールと共に、じんわりと音が体に沁みてくる。
この空間、この時間というものに自分を乗せていく。今を生きる音楽というものに身を任せる。
僕の体を揺らすこの曲は、いつもiPodで聴いてる曲とは明らかに別物で、マイクを通じてボーカルの息づかいが聞こえてくる。ベースの音が出過ぎてたり、ドラムが出過ぎてたり。
その音楽としての不完全さが、ライブの良さを演出する。
そうして僕は思いのままに踊るんだ。
なぜなら音楽は最高だから。

 

音楽はここで確かに生きていた。

 

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